森本組の「求める人材」とは
リーダー達が若手へ伝えたいこと
Leader Message
森本組の「求める人材」とは
リーダー達が若手へ伝えたいこと
MEMBERS
佐藤 吉彦
横尾 徹
益川 博史
1st THEME 「それぞれの部門の仕事」
各部門の個性と役割
互いを認め強い組織へ。
- 横尾
- 森本組は土木・建築・管理の3本部に安全を加えた4部門で構成されています。その中で土木部門の仕事を一言でいうと「みなさんの安全・安心をつくる」仕事です。トンネルや道路、橋梁など社会のインフラを支え、地域や国の発展に寄与しています。私たちは阪神大震災や東日本大震災を経験し、復興工事にも多く携わらせて頂きました。そして、近年では毎年のように災害が発生しており、今後ますます土木の仕事の役割は大きくなっていくと思います。
- 益川
- 建築部門は、マンション、事務所ビル、官公庁の建物、医療・教育設備などの施工が主な仕事です。具体的には、現場の監督業務・設計・積算・営業活動などです。森本組は技術力の高さに定評があり、今まで培った施工技術を活かして由緒ある寺社や高層建築物なども手掛けてきました。建築の仕事は、社会の役に立っている実感を持ちながら働くことができるので、チームのモチベーションは非常に高いと言えます。また土木部門との関わりが多く、お互いの技術をお互いの社員が見て意見交換し、技術力をより高めて成長へとつなげています。
- 佐藤
- 管理部門の業務内容は、経営トップのサポートに始まり、決算業務、採用業務、資産管理、法務や基幹システム全般の運用・管理など多岐にわたります。土木・建築部門と関連する業務が多いので、綿密にコミュニケーションを取りながら、仕事を進めています。
2nd THEME 「人事・育成について」
個人の成長は、会社の成長。
失敗を恐れず挑戦してほしい。
- 横尾
- 森本組の研修・教育制度には、新入社員研修やフォローアップ研修以外にも仕事を通して業務を覚えていくOJT教育(on-the-job training)があります。土木部門は、安全に・早く・より良いものを納めることを求められるため、このようなトレーニングは欠かせません。社員一人ひとりの目標を設定して管理できるので、若手の成長スピードは早いと感じます。
- 佐藤
- 管理部門も「OJT教育の共通化」を進めたのですが、これが非常に良かった。それまでバラバラに教育をしていて、成長スピードの違いや評価方法の違いなど、運用面で問題が出てきていましたが、教育を共通化することで改善でき、結果、チームの結束力が強くなりました。
- 益川
- 私は、実践経験を積ませてあげるのがベストだと考えています。経験は大きな財産です。たとえ失敗しても学ぶことが多く、ひと回り大きく成長することができます。しかし、若い頃は失敗を怖がりますよね。そういった不安を払拭させる意味でもOJT教育は必要で、OJT教育を経験することで仕事に対する怖さがなくなったという社員をたくさん見てきました。
- 横尾
- 失敗して怒られると萎縮する人もいるようですが、それは違います。失敗は、次のステップに欠かせない経験であり、得られるものが大きい。同じことを繰り返さず、次にどうつなげていくかを目標設定の指針にしてほしいですね。
- 益川
- 今はインターネットで色んなことをすぐ調べられますよね。簡単に情報が手に入るので、当社のような施工者側に対する要求事項が増えていると感じます。要求が増えると当然、業務も増えるので、様々な分野に強みを持つ人材が求められていくと思います。
- 佐藤
- 努力が報われるために人は努力し続けます。この粘り強さこそが、成功の要です。そして考えて動くこと。私は「考動」と呼びますが、努力できる人は自ら考えて動くこともできます。当然、最初からできるわけではありませんが、仕事を通じて、少しずつ成長してほしい。
3rd THEME 「将来のビジョン」
最新技術を使いこなす
新時代のスペシャリストへ。
- 横尾
- 森本組には130年の歴史があります。受け継いできた技術やノウハウを後輩たちに伝えるだけでなく、それらを土台に新技術の利用促進を通じてDXに取り組んでいます。また、オイルバクターシステム(微生物の力で油脂を分解し効率的に排水を処理するシステム)などの環境事業を通して、SDGsのめざす持続可能な社会の発展に寄与していきたいと考えています。
- 益川
- 建築部門は、設計施工の物件すべてにBIMを導入していきます。BIMは施工段階で設備干渉チェックができるだけでなく、維持管理の情報を共有しやすく、業務の効率化・高度化が図れます。新技術の導入は、技術力の向上につながります。私達は成長の努力を惜しまない技術集団を目指しています。
- 佐藤
- 森本組の最大の強みは「品質を守る人の質」です。会社にとって人が一番の財産だということを忘れてはいけません。会社の土台を支える人材の育成と、福利厚生の整備、働き方改革への対応など社員が働きやすい環境を整備していきます。
LAST THEME 「求める人物像」
建設の仕事は後世まで残る。
達成する喜びを感じてほしい。
- 横尾
- 自分の携わっている仕事が、形になって後世まで残るというのは、なにものにも代えがたい喜びがあります。モノづくりが好きで、何事にも興味を持つことができる方、最後までやり遂げる責任感のある方をお待ちしています。土木部門ではやる気があれば学部を問わず募集していますので、興味を持たれた方は、ぜひ現場見学にお越しください。
- 益川
- 仕事を任せられることに喜びを感じ、向上心のある方をお待ちしています。社内の構造設計や意匠設計も、若手の社員が大活躍しています。責任感のある方、粘り強く努力できる方には、どんどん活躍の場を提供していきます。一緒にいろんな建築物をつくっていきましょう。
- 佐藤
- 建設業界はこれから大きな転換期を迎えます。昔は、金太郎飴のように同じ仕事ができる人が良いと考えられていましたが今は違います。古い慣習にとらわれず、自由な発想を持った方を求めています。ベテラン、中堅、若手をうまく融合させて、会社全体で前に向かっていきたいです。