土木 施工部門
2017年入社 トータルデザイン専攻
入社から10年ほど、ずっと夢だった施工管理の仕事を続け、今では現場代理人として、大きな現場の責任あるポジションを任せてもらっています。発注者との協議、協力会社とのやり取り、業務量はもちろん増えましたが、自分で決めて現場を動かせる楽しさは何にも変え難いものです。自分の新しい仕事に加え、後輩もどんどん増えていくことで後輩の指導も任され、大変なことは多いですが、それでもやっぱり現場仕事の楽しさが勝ります。男性社会であった現場も大きく変化していることを実感しています。
現在、森本組に限らず建設業界全体で、女性の働きやすさを支援する取り組みが進んでいます。その中で私のように現場をまとめる女性社員も増えてきました。育休・産休制度をはじめ、日常の休暇所得や住環境、私生活に対するサポートなど、女性でも現場で長く働き続けられ、活躍できる環境が少しずつ整ってきています。もちろん、まだまだ男性の割合が高く、環境整備で遅れている面もあるかと思います。ただ、森本組では女性の活躍を後押しする制度や風土があり、「チャレンジしてみたい」と思える機会をたくさん与えてもらっています。
私は建築現場の派遣社員として働き始め、その後正社員として土木職に転身しました。昔からずっと体を動かす仕事がしたいと思っていましたが、当時はまだ女性がこうした職に就く事例は少なかったと思います。それでも、森本組では入社当時から、「女性だから」、「派遣だから」、「土木を学んでいないから」といったハンディキャップもなく、人を育てることに重きを置いてくれていました。努力はもちろん必要でしたが、手を差し伸べてくれる環境は、自分にとってとてもありがたい環境でした。また、今では土日の休みも安定して取得できるようになり、プライベートではバスケットボールチームにも参加するなど、オフも充実しています。人の暮らしを支える社会貢献性の高さが際立つこの仕事、楽しいと思いますよ。