「建設業労働安全衛生マネジメントシステム」は、労働者にとって身体的・精神的に安全で健全な環境を整え、社会福祉を促進する事につながります。
森本組は2009年度から「建設業労働安全衛生マネジメントシステム」に準じた『労働安全衛生業務規定』(森本組COHSMS)をスタートし、労働安全衛生管理のレベルアップを図ってきました。
「建設業労働安全衛生マネジメントシステム」とは、組織的・体系的に行う安全衛生管理のシステムで「事業に潜在する災害要因の除去・低減」、「労働者の健康増進と快適職場の形成の促進」及び「企業の安全衛生水準の向上」を図ろうとするものです。
このシステムに準じて、各作業所での危険性・有害性を把握し、必要なリスクの低減措置を講ずる「リスクアセスメント」を行うことで、危険の芽を事前に摘み取り、快適な職場環境の構築を目指し、そして森本組役職員、安全衛生協力会会員、協力会社及び作業員などすべての関係者が一体となって推進しています。
このシステムは厚生労働省が策定する「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置」を遵守したIT活用による「勤怠管理システム」で、全社員一人一台のPCからグループウェアに毎日就業時間を入力することで、適正な労働時間を把握することができます。
このシステムは使用者が役職員の始業・終業時刻をデータで客観的に確認・記録することができることにより、時間外労働時間も迅速に把握することができますので、メンタルヘルスや過重労働等労働環境衛生への対策として有効なシステムです。