株式会社 森本組

硫酸ピッチ

硫酸ピッチの処理技術

硫酸ピッチとは、重油や廃油などから軽油を製造する際、濃硫酸で不純物を洗浄・除去した後に残る強酸性の廃棄物のことをいいます。
水銀や鉛なども含まれており、そのもの自体も有毒ですが、硫酸ピッチから発生する亜硫酸ガスの毒性も高くなっています。
中和して焼却したり、油分を除去した後に埋めるなどの処理方法がありますが、タール状で時間が経つと固まるうえ、強酸性なので焼却炉を傷めやすく、その処理は容易ではありません。
最近は不正軽油の製造で出た硫酸ピッチの不法投棄が各地で多発し、問題になっています。

硫酸ピッチ不法投棄状況

支障の状況

発生ガスによる影響
大気中に放出されると拡散されるため、大きな悪影響を及ぼす危険性は少ないと考えられるますが、放置されたドラム缶のふたを急に開けたりして、 溜まった高濃度のSO2などを吸うと呼吸困難など重い呼吸器障害を発生させる危険性があります。

土壌や地下水に対する影響
硫酸ピッチは、粘性が高く一気に土壌などに広がることはありませんが、強酸性なため管理が悪いとドラム缶を腐食させ、土壌などに浸透していき、土壌汚染や地下水汚染を引き起こすことがあります。
また、土壌に元々含まれている金属類を溶かすことにより、さらなる地下水汚染を発生させることが懸念されています。

焼却時の大気に及ぼす影響
硫酸が含まれているため、そのまま焼却処理すると、大気汚染や焼却設備破損のおそれがあります。
中和処理が必要ですが、硫酸ピッチは放置されると固化してしまう性質があるため、その処理は難しいといわれています。

原状回復の応急性

硫酸ピッチは廃棄物の不法投棄案件の中でも支障の状況により、早急に対応しなくてはならない物質です。
各地方自治体は財政難で、不法投棄原状回復には積極的ではありませんが、硫酸ピッチの処理は「産業廃棄物適正処理推進基金」を利用し、処理、原状回復が行われています。

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